輝いているあの人も、小さな一歩を踏み出したから、
今がある。
そして今日も自分なりの「いただき」を目指して、
一歩ずつ歩んでいる。
そんな富士青春市民の、自分らしくイキイキとした
生き方や取り組みの様子をご紹介します。

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庄司博彦さん

Shouji Hirohiko

富士山の物語や魅力を世界に伝えていきたい!

写真を始めたきっかけは?

幼いころ、沼津市の実家に鎌倉から商売で来ていた男性が、よくカメラで私を撮影してくれました。同じカメラが欲しくて祖父にねだると「学校のテストでトップをとれ」と言われ、小学4年生のとき学年1番になり、カメラを買ってもらったことがきっかけです。そのころは、よく祖父をモデルに写していました。

現在の活動は?

「非営利活動ワールドチルドレン フォトプロジェクト」の代表として、世界各地の紛争地や被災地の学校を訪れ、心を癒やすフォトセラピーを展開中です。レンズつきフィルムを子どもたちに渡し、平和をテーマに好きなものを撮影してもらうと、子どもたちは家族や友人を撮ってきます。すると、子どもたちは大切な人の存在に気づき、元気を取り戻していきます。
10年くらい前からは、富士山の魅力を世界に伝える活動にも取り組んでいます。活動を始めた背景はいくつかあり、その一つとして、シリアで富士山が描かれている浮世絵などを題材に写真教室を開催したところ反応がよく、自分も富士山のよさを再認識したことが挙げられます。また、東日本大震災の被災地を支援したとき、現地の子どもたちは富士山をあまり知らないことに気づきました。そこで、撮りためた写真を使って、海から見える富士山を見せ、それが好評だった経験も今につながっています。

今後の目標は?

富士山にはたくさんの魅力があることを改めて感じました。富士の麓の物語や魅力について、写真や講演会活動を通じて発信していき、海外の人にも伝え続けていきたいと思います。

Profile

フォトジャーナリスト。「非営利活動ワールドチルドレン フォトプロジェクト」の代表として世界各地の紛争地や被災地の学校を訪れ、心を癒やすフォトセラピーを展開している。同時に、富士山の魅力を発信する活動も行っている。