
輝いているあの人も、小さな一歩を踏み出したから、
今がある。
そして今日も自分なりの「いただき」を目指して、
一歩ずつ歩んでいる。
そんな富士青春市民の、自分らしくイキイキとした
生き方や取り組みの様子をご紹介します。
09
渡邉希渉さん
Watanabe Kiyumi
より厳しい環境に身を置いて、 ゲートボールで世界を目指す!

ゲートボールを始めたきっかけは?
先に競技をしていた兄を見ていて「面白そう」と思い、小学校1年生からゲートボールを始めました。今年で8年が経ちます。「ゲートボール」と聞くと、年配の方のスポーツというイメージを持つ人が多いかもしれませんが、実は中学生・高校生の選手も大勢います。ゲートボールは、順番に持ち球を打ち、30分の制限時間以内にゲートを通過したり、ゴールに当てたりした得点で競います。理想のコースを思い描き、相手のボールに当てて、「スパーク」に持ち込みます。相手のボールをコートの外に出した時は「やった!」という気持ちになります。僕が1番嬉しい瞬間です。ゲートボールは技術と作戦が両方必要なスポーツなので、若い人にももっとやってほしいなと思います。

これからの目標は?
これまで、チームの人たちが、東京・京都・愛知などの色々な大会に連れて行ってくれました。各地で色々な経験をするうちに、さらに強くなりたいという思いが湧いて、今年の4月から、愛知県を拠点とする日本最高峰のチーム「萬燈組(まんとうぐみ)」での活動をスタートさせました。チームに漂う緊張感もこれまでとは全く違いました。チーム最年少ではじめは緊張しましたが、月1~2回の練習に参加するうちにその厳しさにも慣れました。この厳しさがなければ成長できないと思います。まだまだ自分より実力が上の選手はたくさんいます。 今の目標は全国大会優勝。そして世界へも挑戦したいです。
